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    熊谷千春さんの2020年冬の福島(南会津)リトリート

    毎年恒例となってきました熊谷千春さんの冬の福島(南会津)リトリート❄️今年も南会津出身の相方と共にご案内させて頂きました。 リトリートの様子は千春さんがご自身のブログに纏めてくださっています。 福島リトリート1日目レポ 福島リトリート2日目レポート 今年はご存知の通り全国的な暖冬で、雪の少ない南会津でしたが、いつもは体験できない冬の静けさ美しさ、冷たさ暖かさを感じて頂けたのではないかなと。私にとっても濃くて楽しいツアーでした。 今回彼の実家の山で焚き火をしたのですが、少人数だったので山飯をしました。千春さんのご主人=巨匠が作ってくれたラーメンと、雑炊、炭火焼の目玉焼きの美味しさったら♡他にもマシュマロ焼いたりソーセージ焼いたり焼鳥焼いたり…楽しかったなー。火で遊ぶっていいよなぁ。(しみじみ) 本当の静寂の世界に佇む幸せ、そして滝の流れ落ちる水の音や、帰り際に聞いた地鳴りのような風の音(飛行機かと思った)は耳に残って、自然が作る静と動の音はすごいなーと感激しました。 皆様本当にありがとうございます!また福島に遊びにいらしてくださいませ☆お待ちしております。 次は夏の只見かな?笑

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    魂よ血よ、儘に駆け巡れ

    ブログご無沙汰しております。 写真は先月訪れたいつも行っている南会津の水晶の川の上流の写真です。下流でも水晶は拾えるのですが、上に行けばいくほど、たくさんの苔むした大きな岩の隙間に細かい水晶がびっしりで、眼福でした。更に上流は滑沢になっていて、ずっと山頂まで続いていました。地元の人以外、誰も知らない沢だと思うけど、面白い場所です。 実は先月、母方の祖父が亡くなりまして、慌ただしい日々を送っておりました。祖父は80歳になるまで病院に全く行ったことがなくかったのですが、数年前に調子を崩してとうとう病院に行った時に、はじめて腎臓の片方が機能していないことが分かり、もう片方の動きも悪くなっていることが分かったのでした。私も腎疾患を持っているし、じいちゃんの兄妹にも透析してる人がいるから、家系なんでしょうね。 重度の腎不全だと分かった時点で、透析はしないと決めたじいちゃん、家族はやきもきしたけど、それでも5年ぐらいは元気に暮らして、今夏魂は天へと還っていきました。今頃好きな温泉入って、好きな山を駆け巡っていることでしょう。ある意味大往生だったと思うから、そんなに悲しくはない孫その1です。笑 去年、じいちゃんの住んでる町へ、彼氏と一緒に引っ越してきたので、しょっちゅう彼氏と一緒に訪れてじいちゃんと色んな話をしました。今まであんまり聞いたことなかったけど家の歴史が知れて面白かったな。母方の家系はA栁(隠れてない・笑)と言って、新潟は三条あたりから江戸時代のはじめぐらいに今の土地に移住してきたらしいです。お隣の家も一緒に新潟から移住してきたそうな。学生のころは新潟に住んでいて、何かと新潟にご縁があるのはそのせいかなとも思ったりします。 冒険好きで、山や山菜や、温泉、庭木や石が大好きだったじいちゃん。確実にその系譜は私にも受け継がれています。じいちゃんの庭には国鉄職員時代から通った只見や奥会津、その他の場所で拾った石がたくさん転がっています。いぼ石やジャスパーは形見にもらいます。笑ちょうどじいちゃんが危篤になった日に私は写真の前述の南会津の山に入っていて、この3つの石を拾っていました。 山から降りてきたら母から連絡があり、病院へ急いだのですが、もう言葉も発せない状態だったけど、山に行ってきたよ〜って声をかけたら目が煌めいた気がしました。 人1人が生きている時間というのは地球の宇宙の膨大な歴史に比べたら本当に短い、その中で何を選んで誰とどのように関わるか、最近そういうことを強く意識します。そして自分の三次元の肉体としての、家系や血や歴史のことも考えます。自分に流れる血に決して縛られず、でもこの”在る”ものをどうしていくか。データとして歴史と血を学ぶ。私はどのようにできるだろうか?石たちに問う日々です。 そんなわけでこの頃はほぼ毎日、会社ー実家ー祖母宅ー自宅を行き来しておりあまりにも忙しかったのですが、来週ようやく四十九日を迎え、切り替えて仕事に向かえそうです。 只見の面白い沢にも行ったし、ブログもまたいろいろ書きたいな~~。神社トークもしたい。笑 今日も良い1日でありますよう。

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    冬の南会津で再びみなさまと

    に、2月中に記さねば…と、ようやくブログ記事にまとめました。遅くなりましたが、今月の頭、毎年恒例になりつつある熊谷千春さんの南会津の冬体感ツアー、今年もアテンド役でご一緒させて頂きました。昨年のツアーの様子はこちらの記事をご参照ください。 前回開催時、「雪しかないのに大丈夫かな…ドキドキ」という不安だらけの私の想像を超え、皆様に雪をめいっぱい楽しんで頂け、私自身も南会津の魅力と雪の中で童心に還って遊ぶ楽しさを再発見することができました。 雪がなくては始まらない、この南会津冬ツアー。今年は暖冬で果たして雪が残っているかギリギリまで本当にドキドキでしたが、千春神が雪を召喚してくれたおかげで、遊ぶのにちょうどいいぐらいの雪が積もってくれました~~。ありがとうございます(ナムナム) 初日は昨年も遊んだ彼氏の実家の山で雪遊び&焚き火🔥整備されていない雪山をソリやミニスキーで自分でコースを開拓して好きに滑ったり、焚火で沸かしたお湯でお茶や珈琲を楽しんだり、、、。それぞれ思い思いの時間を過ごして頂きました。風の音しかない雪山はとても静かで、パチパチと爆ぜる火と、雪山に木霊する皆さんの楽しそうな声が響き渡っていました。 しかし山で飲むお茶の美味しいこと。とても楽しかったですね〜\(^o^)/ そして2日目は去年の夏のツアーで訪れた南会津の竜神滝と釜滝、そして水晶の川をご案内いたしました。この日もめいっぱい雪と戯れました。 私も雪の斜面に思いっきりダイブ。何も考えず、自然に身を任せて楽しむ、これって最高のご馳走ですね。竜神滝の水、澄んでいて本当に美しかったです。 2日間遊んでいたところは、相変わらず地元民も行かないようなところばかりでしたが、その土地の持っている素の魅力みたいなものを見つけ、その懐に飛び込んでいくようなツアーだったと思います。季節ごとに表情が違うその土地を今回もそれぞれに味わっていただけたのではないでしょうか。皆様、2日間本当にありがとうございました!

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    2018.9.15~16 菫香さんの南会津ツアー

    Annaのアクセサリーを置いて頂いておりますネットショップCelestial Caveのオーナーであり、新宿御苑のサロン サンクチュアリ でエネルギーワークや講座を開かれている菫香さんの南会津ツアーが開催されました。今回、こちらのご案内役を私と南会津出身の彼氏とでさせて頂きました。 初日にはジャスパーやカルセドニーが採集できる川へ行ってきました。訪れた場所はブナの森の一枚岩の川です。途中には岩盤に石英脈の入る場所もあり、岩盤のグラデーション、木々の深い緑がたいへん美しかったです。 その次に訪れた別な川でまた川遊びです。 そしてツアー2日目は只見町の三石神社へ。三つの巨石が御神体の神社です。巨石には小さな穴がたくさん開いており、そこから前日の夜降った雨水が雫となって落ちてきていて、みなさんお持ちの水晶などをチャージされてました。 天気予報は曇雨でしたが、昨日に引き続き再び青空が☀️ 時間があったので、近くの別な神社まで足を伸ばしました。 只見川の氾濫を止めるために最初はスサノオを祀っていたそうですが、最終的にここに瀬織津姫を祀ったことで氾濫が止まっそうです。 裏手の山がすごい気になるな〜(笑)と思ってたら伴子さんもそうとのことで、山を前にしてしばし2人で佇みました✡️ 異次元の入口のような場所でしょうか。 お使いの蛇ちゃんにも三匹遭遇しました(笑)そして全然逃げない🐍不思議な場所でした。 只見や南会津は、来る度に不思議な場所だなあと思います。普段は悠久の時の中に深く沈んで眠っているような。もしくは別な次元に本体があるような、そんな不思議な場所です。いつでも全て見せてくれるような場所ではないというのが魅力でしょうか。今回は雲がかかっていて見えませんでしたが、只見の浅草岳や毛猛山などの、神が住まうかのような佇まいの山々も本当に魅力です。 私は今回のツアーを通して、自然とのコミュニケーションについて改めて深く考えました。 初日の夜に皆様はお宿にて、採集した石と繋がる瞑想をされたそうなのですが、まだ石が自然から掘り出されたばかりで眠っている…意識的になっていないのだそう。 それと瞑想中に、只見の自然の精霊がサンショウウオという形を取って現れたそうですが、サンショウウオは何を言うわけでもなく、じっと皆さんの様子を見ていたそうなのです。 それを聞いて自然というのはあるがままな状態なのであって、次元の違う精霊界や自然界のことを正しい正しくないとかジャッジするのは人間のエゴで、無粋なことなのだなと。そして自然は何か言うわけではないけど、人間のすることをきちんと「見ている」ということ。とても背筋が伸びる思いがしました。 私は自然のことが大好きだけど、同時に自然を壊す存在であるということも忘れてはいけないと思っています。だからこそ自然の中に入っていく時は敬意を持って入るようにしています。 人間が生きるということは、地球の資源を少しずつ使わせてもらっているということ。優しく、美しく、豊かな自然は、恐ろしい存在でもあるということ、畏敬の念はわすれないようにしたい。だからこそ向き合うことに、恥じない自分でいたいなと思いました。  何となくツアーの前日に、もののけ姫の最後のサンとアシタカの言葉を思い出していました。 「アシタカは好きだ。でも、人間を許すことはできない」「それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう。会いにいくよ。ヤックルに乗って」 人間と自然の関係性。自然への愛…というよりは、向き合う志みたいなものを改めて強く心に刻んだツアーでした。そして自然の素晴らしさ、素朴さ、恐ろしさ、美しさを私なりのやり方で、色んな形で伝えていければいいなぁと思いました。 会津〜南会津の裏観光大使これからも細々とやってきます。マニア向けな場所をお探しの方はどうぞお声がけください(笑) 菫香さん、ご参加の皆様、この度は本当にありがとうございました!

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    2018.8.4~5 熊谷千春さんの那須塩原&南会津リトリート

    みなさまこんにちは。前回のブログ更新から時間があいてしまいました。久しぶりのブログ更新です。7月半ばから8月にかけ、仕事と遊びと急に決まった引越しとで全力投球だったもので、だいぶバタバタしてしまいましたが、ようやく落ち着いてきたので、少しずつ記事を投稿していこうと思います。 まずは8月頭に開催された熊谷千春さんの那須塩原&南会津リトリートにご一緒&ご案内させて頂いたことなどを写真メインで少し振りかえってみようと思います。 初日の那須塩原はスッカン沢へ皆様とご一緒いたしました。スッカン沢は石器時代より黒曜石の産地として有名な高原山のカルデラ跡を源流とする渓谷で、途中に無数の滝が連なっております。高原山の火山の鉱物や炭酸が水に溶け込んでいるためか乳白色~ブル―の美しい水をしており、ほのかに硫黄のような?香りがします。スッカン沢の名前の由来は「酸辛い沢」だそうです。酸性が強く魚が住めないのか、あまり生き物の気配のしない不思議な沢です。虫もいないし涼しいし、静かですごく過ごしやすかったですね。岸壁の柱状節理も圧巻です。6月にも一度来訪しているのですが、その時とはまた雰囲気が違ってそれも面白かったです。本当に神秘的な場所です。 虹が見れたのも本当に嬉しかったです。 皆さんとの集合写真。水にずっと浸かっていたので少し寒いぐらいでした。光が美しいです。 2日目は福島県に移動しまして、南会津町の竜神滝と釜滝を皆さんにご紹介致しました。栃木と福島の県境にある荒海山を源流とする荒海川にかかる滝です。荒海川は阿賀野川水系最上流部の川で、この水は会津盆地を通り新潟県へと流れ、最終的には日本海へと注ぎます。 この滝の少し奥の方に、八総鉱山という鉱山が昔あり、一時は鉱山からの排水で魚も住めない川だったようですが、近年元の綺麗な川に戻ってきたようで、昨日のスッカン沢と対照的に沢山の魚や虫、動物などの生き物を目撃しました。 こちらが竜神滝。雨乞いの滝だそうです。深い滝壺に吸い込まれそうになります。祠のある大岩は横から見ると龍の頭のようです。 川の岩盤にはよく見ると石英脈が走っています。 こちらは釜滝。赤い岩盤のかっこいい滝です。 キラキラの水面と木々を揺らす風の音にしばし溶けておりました。 2日間、すっかり滝三昧でしたね~~。眺めるだけじゃなく実際に自然の中に入って遊ぶと色んなことに気づきます。参加された皆様も自由に滝や川や森で遊ぶことでチャージされたのではないでしょうか。 私もたくさんのギフトを感じながらの2日間でした。皆様ご一緒できて幸せでした。本当にありがとうございます!

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    春、神々の光は水底から

    昨日でこのブログに移行してから2年だそうです。自分の誕生月に新しいことを初めていたんだなあと感慨深くなってみたり。何はともあれ二周年おめでとうございます。笑そんな昨日は、奥会津地方の温泉と自然に癒されていました。 関東は桜が満開だそうですが、奥会津の山々や畑はまだ真っ白な雪に埋もれていました。でも足元には春の訪れ。満開の桜も美しいけど、こういったささやかな春も嬉しいものです。写真の雪山は只見町にあります、蒲生岳。会津のマッターホルンと呼ばれる独立峰。佇まいが神々しくて美しいです。なかなかな鎖場らしいのでいつか登ってみたいな。只見町や金山村、昭和村などの奥会津や、南会津の自然は大らかさと険しさが生のままに迫ってくるようで本当に美しいです。特に只見の山々は何か大きなものがいらっしゃるのではないかという神々しさです。 ↑金山町の天然炭酸水の湧水も見てきました。 前に訪れた時は夏場の水不足の時期で、井戸?の底が見えるほどでしたが、雪解け水のおかげか溢れかえって地面からもこぽこぽと湧き出しておりました。口に含むと鉄分を感じる微炭酸で飲みやすい~。これでお酒を割って飲んだりしたらおいしいだろうな。でもやはり夏場は水位が減って鉄分濃度が濃くなるらしいので今だけの味ですね。透き通った水底から勢いよく気泡が上がってくるのが目にも耳にも美しくて、離れがたいようなひと時でした。水のエナジーって素晴らしいなあ。 そして同じ地区にある大塩温泉に入ってきましたよ。先程の炭酸水と同じく、こちらも微炭酸泉で、井戸水より更に鉄分が濃厚!源泉温度はぬるめでしたが、溶存物質量(温泉水1㎏の中にどれだけ成分が溶けているか)8000mg越えで濃ゆめのお湯なので長湯は湯あたりしそうです。 こちらの只見川沿いにある共同浴場は、2011年の新潟福島豪雨で、建物の屋根まで浸水し、2015年にリニューアルオープンしたそうです。自然の力の美しさと恩恵、そして恐ろしさ。自然は奪うものであり与えるもの…だからこそ美しいのだと、私たち人間が間借りさせて頂いている地球と日本の自然に畏敬の念を抱かずにはいられません。そしてこうやって再びお湯に浸かれることができたのも地元の方々や、関係者の方々の多大な尽力のおかげですね。ありがとうございます。とても良いお湯でした。 2月からずっとアクセル踏みっぱなしできているので、こうやって自然の中に入ったり、温泉(鉱物の溶けた湯)に入ることで、かなりチャージしてもらってます。メンテナンスしながら来月も楽しみながらがんばります~~。もっと書きたいこともあったけど長くなってしまうので、また次回の記事にて。 もともと温泉大好きでしたが、温泉は鉱物の溶けた湯だから、、鉱物好きの視点から視るとさらに面白いな!と改めて気づき、湯めぐりしているところです。

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    真冬の福島を体感していただけたでしょうか

    先週末、いつもお世話になっている千春兄貴の福島真冬ツアーのアテンド役を私と彼氏でさせて頂きました。千春兄貴には、折々に福島にお越し頂いておりますが、何名かのツアーという形でお越しいただいたのは今回で3度目ですかね。前回、前々回も楽しいツアーでした。(ブログに綴り忘れてるのでそのうち忘備録としてアップしますね) 今回は真冬の福島で雪国の重いエネルギーを感じたいという、千春兄貴からのリクエスト。正直、冬が来るまでは今年は雪がたくさん降るかなという不安がありました…。いざ年が明けて2月に入ると、兄貴の「大雪降らす!」という宣言通りになりましたが、降ったら降ったで雪しかない!これ楽しんでもらえるの?!という不安…。(冬は内に籠って過ごすもんだと思ってる東北人です)いろんな不安を当日まで抱えてのツアーでしたが、前回同様きっと素晴らしいものになるだろうという確信はありました。アテンド役の身で言うのもなんですがまさにその通りの2日間になったのではないかなと思います。 ◇ 初日は彼氏の父上の狩猟仲間の方からたかんじきを借りれることになり、かんじきで、冬の観音沼をぐるーり一週お散歩してきました。かんじきを履くという、貴重な体験を皆様楽しんでらっしゃいましたね^^かんじきが六芒星の形なのもおもしろかったです。観音沼、雪景色が美しく静かでとっても楽しかったです~~~。夏や秋にはない、冬だけの美しさ、これも格別ですね。私も冬の観音沼は初めてだったので、とても新鮮な気持ちでお散歩を楽しみました。 ◇ その後、皆さんは西郷村の甲子温泉大黒屋さんへお泊りになり、2日目は南会津の水晶の採れる名もなき川で冬の川遊びからスタート、手が冷たくなりながらも、皆さん果敢に水に手を突っ込んでいらっしゃいました。残念ながら今回は水晶発見ならずでしたが、気が付いたら皆さん川から上がって雪の森を奥へと足を進めます。そしてほぼ直角の壁を雪を足場にして上ってゆく上ってゆく。笑普段は崖で歩けないような場所も、雪があるからこそ進んで行けます。斜面を登り切った後は、上から皆さん思うように道具なしで滑り落ちるという、とっても楽しい遊びをしていました。 雪や自然は人を一瞬で子供に戻してくれますね^^そしてね、雪国の人なら分かると思うのですが、不思議と雪があるほうが寒くないのですよね。勿論気温は氷点下以下なったりもするのですが、あまり寒さを感じず遊んでいました。今回皆さんにはそれも感じていただけたのではないでしょうか。 午後もまだまだ遊ぶぞ!ということで、彼氏の家の裏山へ。前日、当日も雪が降り続いていたため、山への道は車が入っていけず、結構な距離を歩くことに。目的地に着き、何もない斜面にリュージュコースを作り、皆さんがソリ滑りを楽しんでおられる後ろで、焚火班、枯れ枝を拾いコーヒー用のお湯を沸かしておりました。火おこしって楽しくて、ついつい眺めてしまします。横で千春兄貴が火の魔法をかけて遊んでいらっしゃいました。似合うわ~~笑 なんとこのツアー中、千春兄貴は誕生日を迎えられまして、最後は雪の中焚火のファイヤーを前にして、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いたしました♡ほっこりする良い時間でしたね~~。兄貴だけでなく皆さんが楽しそうなのが伝わって、心から良かった…と思う瞬間でした。 皆さんが去った後の裏山は再び静けさが戻ってきて、ちょっぴりしんみりしちゃいました。夕暮れまでじっくり焚火とコーヒー、皆様が残してくれたリュージュコースを堪能しました。(その頃皆さんは福島から出られない罠にはまっていたという、、、おつかれさまでした!!!) 大好きな地元福島、南会津の魅力にアテンド役の私たちもたくさん気づいたツアーでした。今回いらっしゃってくださった皆様に福島の自然をめいっぱい楽しんで頂け、感無量です。ほんとに小さな力ではありますが、地元の何気ない美しさを皆さんに今後もお伝えできたらと思っています。 千春兄貴、そして皆様、本当にありがとうございました! また是非、おこしくださいませ^^ そして、そのうちアテンド業なども始めれたらいいな~とかぼんやり考えてもおります。ご紹介できるのは福島~近県の観光地じゃない場所だけですが、もしそういう所に行きたい方いらっしゃいましたらいつでもお声掛けくださいね☆

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    夏、ですね。暑中お見舞い申し上げます。

    皆様コンニチハ。タイトルのままですけども、夏ですね。わたしの住んでいる会津若松市は盆地なので、どうにもこの時期蒸し暑くてバテ気味です。そんな時はなるべく自然の中に入っていくようにしています。 わたしは白虎隊で有名な飯盛山のほど近くに生まれ、今も住んでおりますが、ご縁があって最近よく南会津のほうにお邪魔することが多くなりました。南会津地方は、ちょうど栃木や新潟との県境に位置し、自然豊かな場所です。南会津の自然はもちろん厳しさもあるのですが、古さと瑞々しさを併せ持ち、ダイナミックでありながらすべてをゆったり包み込むようなおおらかさがあって、訪れるたびに魅了されます。切り立った岩山だらけなのも、巨岩マニアとしてはうれしいところ。笑 特に舘岩や伊南、南郷、只見、奥に行けば、独特の空気感があって、山々の緑、光や水にそのまま溶けてしまいそうです。  この間は南会津で、星々と蛍、遠くで光る大きな雷雲の三つの光を眺めながら夜のお散歩をしたのですが、その景色が本当に美しくて、ふとした時にその景色を思い出して、その記憶の夜の中に溶けております。笑 まだまだ暑い時期はこれから。ケアしながら(自然の中で遊びながら)創作活動していきますよ~。

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    観音岩 御蔵入三十三観音20番札所 川島 岩戸堂(福島県南会津町)

    福島県南会津郡南会津町藤生北緯37度10分11秒 東経139度43分57秒 祭神 : 聖観音菩薩創建 : 未詳 <由緒・歴史> 観音堂は村北六町山の中腹岩窟の中に観音を安す(新編会津風土記)   川向の山御坂難所有。三町余所に険のくさりをとらひ登る、岩窟に御立(南山三十三観所巡礼歌集)   南会津町川島宿にあった旧南照寺の修験者が修練した岩山、頂上一帯は見事な巨岩となっており、観音岩と呼ばれています。中腹の穴の開いた大きな岩に御蔵入三十三観音の二十番札所となっている岩戸堂がひっそりと立つ。川島宿に位置する旧南照寺の別当である川島家は蒲生秀行時代に南会津50箇寺の取締りを任せられていたそうで、南会津の修験道では大きな勢力を持っていたようです。 川島 岩戸堂となっていますが、所在地の住所は藤生(とうにゅう)地区となっており、源義経やイザベラ・バードも立ち寄ったという川島宿の川向いにある集落の小塩(こしゅう)の山となっています。入り口ならびに、お堂までの参道も踏襲が分かりにくくなっており、獣道のようなところを進んでいくほかないのですが(※現在入り口だと思われている場所…道路わきの石碑が立っている場所…は本来の入り口ではなく、岩戸堂に登るための近道で、本来はも別に入口があるそうです)そこまで難しい山ではないので、山に慣れた人であれば登るのは難しくなさそう。ただ斜面が急で上は一帯が岩場になっているので、滑落などには注意が必要だし、あまり人の入らない山なので、熊などの野生動物にも注意したいところです。そして集落の山でもあるので、一人での登山は避けられたほうが良いと思います。 ※御蔵入(おくらいり)=江戸時代の幕府直轄領の呼称で、南会津郡全域から栃木県藤原町の五十里湖までで、約五万五千石の地域が、「南山御蔵入領」として定められました。 ※御蔵入三十三観音=三十三の姿に身を変えて衆生(しゅじょう)を救うといわれる観音信仰から、平安時代に始まったとされる三十三観音巡りですが、会津には保科正之の時代、寛政二十年(1643)に札所が制定されました。それに遅れること約50年、御蔵入三十三観音は、領民からの発願で元禄11年(1698)に制定されました。人々は田畑の仕事が一段落した7月頃に、三十三観音札所を巡礼して回ったそうです。   入り口にある石塔から右手に山へ入っていく、途中枯れた沢のようなところを越えたあたりから、急な斜面を左手に登っていくと、なんとなく踏襲が見えてきます。それを辿ってしばらく登ると、だんだん岩場になってきて、前方に一際大きな巨岩が見えてきます。 近づくと中腹に穴の開いた大きな岩場が、細井敬介氏の著書「御蔵入三十三観世音」によると、これは水成岩だそう。岩場に人工的に彫られた階段のようなものがあり、それを備え付けられているワイヤーのようなものを辿って登ると、岩窟に木製の立像の納められたお堂があり、右の岩窟にも小さなお堂が、こちらは石の座像が安置されています。 集落の人の話によれば、岩戸堂のお堂の下は空洞になっており、ご本尊はこの穴の中に安置されているとのこと。お堂が立つ板の下が空洞ということでしょうか?またこちらは空洞になっているため、岩を叩くと音が響くことから、太鼓岩と呼ばれているそうで、確かに反響音があります。しかしながら、ここから左手のほうへ巨岩をまわりこむように奥へ進むと、更に大きな岩窟の広いスペースがあり、こちらにも岩に埋め込まれるような形でお堂があり、岩の中の空洞という意味ではこちらも同じなので、こちらが太鼓岩なのかな?(※追記 下記の場所がどうやら太鼓岩のようです↓) またこちらの岩窟の向こう側も更に岩場が続いており、回り込めば更なる巨岩や奇岩を見ることが出来ます。 頂上一帯がそういった雰囲気です。   近所に彼氏が住んでいたので、この場を知ることができ、磐座&巨石好きの探検心でこちらに登らせて頂きましたが、まさかこんなに立派な岩山だとは知らず、初めて登った時にはとても感激しました。こういった立派な磐座と信仰の場が手つかずの状態で歴史から忘れ去られ、眠っているということには、寂しさを覚えるものの、このまま秘密の場所として在って欲しいような不思議な気持でもあります。 また集落の人の話では、山の奥に古墳や石器~縄文時代の遺物が出る所や、他にも色々発見があったそうで調査をしているところだそうです(この地域での古墳は極めて珍しいです)、この地方では取れない黒曜石の矢じりや、加工する前の黒曜石の塊なども出ていることや、この場所を管理していた渡部家が二十数代続いていることなどからも、岩戸堂としての歴史は江戸期に入ってからかもしれませんが、古来よりこのあたりは神聖な場所として在ったかもしれないなあと思うと、とてもロマンを感じる場所です。   お堂近くの岩の上から見える景色。遠景に川島宿が見えます。 こちらは奥の岩の上から見える景色。  右手前に地域のワラビ園である鋏山と、奥に鬼伝説の残る七ヶ岳が見えます。   ※2017.6.18 集落の人から聞いた話を更に加筆修正しました。