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    実写版「岸辺露伴は動かない」のルーヴルに行くやつ(記事後半に少しネタバレ的な要素あります)

    ちょっと今日は語らせてください。ええ、実写版の岸辺露伴について。 荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」の4部の登場人物である岸辺露伴を主人公にしたスピンオフシリーズ「岸辺露伴は動かない」の実写版が、高橋一生氏を露伴役に迎えて2020年の年末にNHKで放送されたことは知る人も多く、昨日の事のようです。ここ毎冬は岸辺露伴、今年もやるかなぁと楽しみの一つになっておりました。昨年末のドラマ終了後に映画化のお知らせがあってから、ずーっと楽しみにしていた実写版の露伴先生の映画、「岸辺露伴ルーヴルへ行く」を先日観に行ってきました。

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    [Les Misérables] 2012 UK

    リンク 先日関東が大雪に見舞われたあの日に(笑)、品川の映画館で『レ・ミゼラブル』を観賞してきました。 いや~~~~…。最初から最後まで、嗚咽レベルの大泣きっした。恥 『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが監督した、有名なヴィクトル・ユーゴーの同名小説の、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』。2012年は『レ・ミゼラブル』の原作発表からちょうど150年目だったそうですネ。 ジャン・バルジャン役にヒュー・ジャックマン、ジャベール役にラッセル・クロウ、ファンティーヌ役はアン・ハサウェイ、コゼット役にアマンダ・サイフリッドなどなど、俳優陣もとっても豪華~~~! そして歌うまっ~!(当たり前です) 実はお恥ずかしながら、レミゼは「銀の燭台」 の部分を小学校の時に教科書かなんかで読んだぐらいで、全体のあらすじはなんとなくしか知りませんでした。実際にきちんと観たらこれは…、いやもう…、レミゼすげー!ってなりました。笑ユーゴーの原作も読みたくなったし、4月からの帝劇の舞台も観に行くきたくなったわ。 善とは?悪とは何なのか?正しく生きるという事はいったい何なのか?ジャン・バルジャンやジャベール、その他の登場人物を通し、問いかけてきます。 レ・ミゼラブルはナポレオン没落後の1815年から王政復古時代、七月革命後の七月王政時代の最中の1833年までの18年間を描いており、当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活が物語の背景にありますが、これからの新しい時代を生きる私達にも必要なメッセージがふんだんに含まれていると思いました。 現代を生きて行く私達に一番必要となっていくもの…きっとそれは、レ・ミゼラブルに描かれている『愛』に他ならないのではないでしょうか。そして、愛とは自分と世界に正直であること。 愛こそが私たちの魂を自由にする唯一の方法。自由を手にするための闘い。リバティ。 誰かが声をあげても何も変わらないように思えた世界も、声を上げ続けることでいつかきっと何かが変わるのではないか。目に見えないところでは熱い大きな流れが大河のようにうねっていて、その奔流を誰にも堰きとめる事はできない。 その流れは少しずつ私達の意識の世界に影響を及ぼしていて、そしていつの日か、押し寄せる波は堰を切ってこの世界を一新させるのでしょう。ラストシーンと「民衆の歌」に そのようなことを思いました。 あ~、もっかい映画館で観たいな。

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    [ Le Clan Des Siciliens ] 1969

    昨日、体調悪くて横になりながら、暇つぶしに観ていた映画。 『シシリアン(Le Clan Des Siciliens)』 リンク 1969年公開の仏映画。アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、リノ・バンチュラの三大スターの共演っていう豪華なマフィア映画。 最初、仏映画だから~と思っていたら、シシリアンの名のごとく、ジャン・ギャバン扮するのはイタリア人マフィア。しかも、ローマのボルゲーゼ美術館の宝石を盗む!!っていう設定にびっくり。 その日読んでたエリザベス・ギルバートの「食べて祈って恋をして」が、ちょうどボルゲーゼ公園で読書をしてるっていうシーンだったから。 今年、ボルゲーゼ美術館展にも行ってるし…ボルゲーゼ、っていうかイタリア熱い!!!イタリアまた行きたいっ!!!(何) なので、アラン・ドロン目当てで見だしたこの映画も、後半はジャン・ギャバンのマフィアファミリーに熱視線。ファミリーの三人息子がみんな素敵なの~~! いや、もちろんアラン・ドロンの美しさは半端なかった! 特にラストの曇り空を背景にジャン・ギャバンと対峙している彼、ものっすごい色っぽかった。悪役似合うよね~~。 内容的には、矛盾も感じつつ、結局、悪は滅びる的な? いやでもなんかかっこいい!かっこよければいっかみたいな!笑 そんな感じでした。どんなだ。(たぶん雰囲気お洒落!っていいたいんだとおもふな)