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    2018.8.4~5 熊谷千春さんの那須塩原&南会津リトリート

    みなさまこんにちは。前回のブログ更新から時間があいてしまいました。久しぶりのブログ更新です。7月半ばから8月にかけ、仕事と遊びと急に決まった引越しとで全力投球だったもので、だいぶバタバタしてしまいましたが、ようやく落ち着いてきたので、少しずつ記事を投稿していこうと思います。 まずは8月頭に開催された熊谷千春さんの那須塩原&南会津リトリートにご一緒&ご案内させて頂いたことなどを写真メインで少し振りかえってみようと思います。 初日の那須塩原はスッカン沢へ皆様とご一緒いたしました。スッカン沢は石器時代より黒曜石の産地として有名な高原山のカルデラ跡を源流とする渓谷で、途中に無数の滝が連なっております。高原山の火山の鉱物や炭酸が水に溶け込んでいるためか乳白色~ブル―の美しい水をしており、ほのかに硫黄のような?香りがします。スッカン沢の名前の由来は「酸辛い沢」だそうです。酸性が強く魚が住めないのか、あまり生き物の気配のしない不思議な沢です。虫もいないし涼しいし、静かですごく過ごしやすかったですね。岸壁の柱状節理も圧巻です。6月にも一度来訪しているのですが、その時とはまた雰囲気が違ってそれも面白かったです。本当に神秘的な場所です。 虹が見れたのも本当に嬉しかったです。 皆さんとの集合写真。水にずっと浸かっていたので少し寒いぐらいでした。光が美しいです。 2日目は福島県に移動しまして、南会津町の竜神滝と釜滝を皆さんにご紹介致しました。栃木と福島の県境にある荒海山を源流とする荒海川にかかる滝です。荒海川は阿賀野川水系最上流部の川で、この水は会津盆地を通り新潟県へと流れ、最終的には日本海へと注ぎます。 この滝の少し奥の方に、八総鉱山という鉱山が昔あり、一時は鉱山からの排水で魚も住めない川だったようですが、近年元の綺麗な川に戻ってきたようで、昨日のスッカン沢と対照的に沢山の魚や虫、動物などの生き物を目撃しました。 こちらが竜神滝。雨乞いの滝だそうです。深い滝壺に吸い込まれそうになります。祠のある大岩は横から見ると龍の頭のようです。 川の岩盤にはよく見ると石英脈が走っています。 こちらは釜滝。赤い岩盤のかっこいい滝です。 キラキラの水面と木々を揺らす風の音にしばし溶けておりました。 2日間、すっかり滝三昧でしたね~~。眺めるだけじゃなく実際に自然の中に入って遊ぶと色んなことに気づきます。参加された皆様も自由に滝や川や森で遊ぶことでチャージされたのではないでしょうか。 私もたくさんのギフトを感じながらの2日間でした。皆様ご一緒できて幸せでした。本当にありがとうございます!

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    【福島県】沼尻温泉 田村屋旅館

    含硫黄ーカルシウム・アルミニウムー硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)pH2.1 源泉名 沼尻元湯源泉温度 68.3℃自然湧出 13,400ℓ/分溶存物質 2,662mg/kgメタケイ酸  155.4㎎酸性低張性高温泉源泉掛け流し(加水あり) 安達太良山麓、沼尻スキー場のすぐ脇にある田村屋旅館さん。明治19年に創業、元々は沼尻元湯のすぐそばで営業していらっしゃったそうですが、明治33年安達太良山の噴火により、大正9年に現在地に移転されてきたそうです。 源泉の沼尻元湯の湯畑は毎分13400ℓの湧出量。そちらから沼尻温泉と中ノ沢温泉にパイプで引き湯されています。田村屋旅館さんのお風呂は1階の桧風呂と2階の大浴場(内湯&露天)があり、今回は2階の大浴場のみ入浴。泉質はp.H2.1との酸性泉。その時のpHによっては強酸性でもありそうな。硫黄臭が凄そうなイメージがあったのだけども、入ってみると、そこまで強くない。お湯は白~緑色にうすく濁っていて、マイルドな肌触りでとても好感触。口に含むと独特の酸っぱさがある。しかし源泉かけ流しのため、めちゃくちゃ熱い!!男湯の露天から「あっつい!!!」という叫び声が聞こえてきました。笑加水用のホースが出ており、熱い時は加水して温度を調整するようです。私が入った時は、誰かが加水したのか、内湯はほどよい温度になっておりました。しかし露天はあつあつで、かけ湯しながらゆっくり浸かりました。 内湯は大きめの浴槽で10人ぐらいは入れるかな。内湯も露天も木製の浴槽で、趣があって大変良かったです。 熱めのお湯でしたが、かけ湯しながらのお湯が気持ちよくて、ついつい長湯してしまいましたが、硫化水素型の温泉なので湯あたりはしやすい感じ。長湯に要注意です。 ◇沼尻温泉 田村屋旅館◇〒969-2752 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養字沼尻山甲2855http://www.naf.co.jp/tamuraya/ 日帰り入浴 大人800円・小人500円 10時~16時

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    真冬の福島を体感していただけたでしょうか

    先週末、いつもお世話になっている千春兄貴の福島真冬ツアーのアテンド役を私と彼氏でさせて頂きました。千春兄貴には、折々に福島にお越し頂いておりますが、何名かのツアーという形でお越しいただいたのは今回で3度目ですかね。前回、前々回も楽しいツアーでした。(ブログに綴り忘れてるのでそのうち忘備録としてアップしますね) 今回は真冬の福島で雪国の重いエネルギーを感じたいという、千春兄貴からのリクエスト。正直、冬が来るまでは今年は雪がたくさん降るかなという不安がありました…。いざ年が明けて2月に入ると、兄貴の「大雪降らす!」という宣言通りになりましたが、降ったら降ったで雪しかない!これ楽しんでもらえるの?!という不安…。(冬は内に籠って過ごすもんだと思ってる東北人です)いろんな不安を当日まで抱えてのツアーでしたが、前回同様きっと素晴らしいものになるだろうという確信はありました。アテンド役の身で言うのもなんですがまさにその通りの2日間になったのではないかなと思います。 ◇ 初日は彼氏の父上の狩猟仲間の方からたかんじきを借りれることになり、かんじきで、冬の観音沼をぐるーり一週お散歩してきました。かんじきを履くという、貴重な体験を皆様楽しんでらっしゃいましたね^^かんじきが六芒星の形なのもおもしろかったです。観音沼、雪景色が美しく静かでとっても楽しかったです~~~。夏や秋にはない、冬だけの美しさ、これも格別ですね。私も冬の観音沼は初めてだったので、とても新鮮な気持ちでお散歩を楽しみました。 ◇ その後、皆さんは西郷村の甲子温泉大黒屋さんへお泊りになり、2日目は南会津の水晶の採れる名もなき川で冬の川遊びからスタート、手が冷たくなりながらも、皆さん果敢に水に手を突っ込んでいらっしゃいました。残念ながら今回は水晶発見ならずでしたが、気が付いたら皆さん川から上がって雪の森を奥へと足を進めます。そしてほぼ直角の壁を雪を足場にして上ってゆく上ってゆく。笑普段は崖で歩けないような場所も、雪があるからこそ進んで行けます。斜面を登り切った後は、上から皆さん思うように道具なしで滑り落ちるという、とっても楽しい遊びをしていました。 雪や自然は人を一瞬で子供に戻してくれますね^^そしてね、雪国の人なら分かると思うのですが、不思議と雪があるほうが寒くないのですよね。勿論気温は氷点下以下なったりもするのですが、あまり寒さを感じず遊んでいました。今回皆さんにはそれも感じていただけたのではないでしょうか。 午後もまだまだ遊ぶぞ!ということで、彼氏の家の裏山へ。前日、当日も雪が降り続いていたため、山への道は車が入っていけず、結構な距離を歩くことに。目的地に着き、何もない斜面にリュージュコースを作り、皆さんがソリ滑りを楽しんでおられる後ろで、焚火班、枯れ枝を拾いコーヒー用のお湯を沸かしておりました。火おこしって楽しくて、ついつい眺めてしまします。横で千春兄貴が火の魔法をかけて遊んでいらっしゃいました。似合うわ~~笑 なんとこのツアー中、千春兄貴は誕生日を迎えられまして、最後は雪の中焚火のファイヤーを前にして、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いたしました♡ほっこりする良い時間でしたね~~。兄貴だけでなく皆さんが楽しそうなのが伝わって、心から良かった…と思う瞬間でした。 皆さんが去った後の裏山は再び静けさが戻ってきて、ちょっぴりしんみりしちゃいました。夕暮れまでじっくり焚火とコーヒー、皆様が残してくれたリュージュコースを堪能しました。(その頃皆さんは福島から出られない罠にはまっていたという、、、おつかれさまでした!!!) 大好きな地元福島、南会津の魅力にアテンド役の私たちもたくさん気づいたツアーでした。今回いらっしゃってくださった皆様に福島の自然をめいっぱい楽しんで頂け、感無量です。ほんとに小さな力ではありますが、地元の何気ない美しさを皆さんに今後もお伝えできたらと思っています。 千春兄貴、そして皆様、本当にありがとうございました! また是非、おこしくださいませ^^ そして、そのうちアテンド業なども始めれたらいいな~とかぼんやり考えてもおります。ご紹介できるのは福島~近県の観光地じゃない場所だけですが、もしそういう所に行きたい方いらっしゃいましたらいつでもお声掛けくださいね☆