前回の記事で、桙衝神社にいってきました。と書きましたが、この日実はもう一箇所足を延ばしていました。
福島県白河市の白河鹿嶋神社です。
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今回思いがけず訪れる事と相成ったのですが、、ご一緒していただいた某様とわたくし、素晴らしいお社で感激しました。
今まで訪れた地方の神社でTOP3…、いやある意味ナンバー1の心地よさでした。
まだ魂の半分そっちに行ってる感じです(危ない)
え~と、真面目にレポしようと思ったのですが…この場所を言葉で理知的に語ることができないぐらい、感覚的な感動に満ち溢れていたので、今回は私の超絶ハイなテンションをお楽しみください。
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白河鹿嶋神社も前回の桙衝神社と同じで、本殿裏手にお山と磐座のある神社です。
こちらも古代からの祭祀が行われてきたとのこと。
社伝としての創祀は宝亀年間(770年~780年)光仁天皇の時代。
丁度この頃、東北は蝦夷の伊治呰麻呂の起こした宝亀の乱が起きていました。
平定のため派遣されていた、陸奥鎮守副将軍の百済王俊哲(くだらのこにしきのしゅんてつ)が桃生・白河郡11社に戦勝祈願したと残っており、白河鹿嶋神社は、その時の1社なのではないかと思われます。
その後大同2年(811年)に坂之上田村麻呂が蝦夷征伐の際、改めて鹿島大明神を勧請したそうです。
この鹿島さんも、桙衝神社と同様に磐座(古代祭祀)と蝦夷征伐がセットになっています。
ご祭神はタケミカヅチ。
続日本紀によると御神体は、「小田切」・「瀬上」の二剣で、「韴霊神剣(ふつのみたまのつるぎ)」とのこと。ご本家、鹿島神宮と同じで剣がご神体なのですね~~。
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いや~~、この日この神社でね、なんか良くわからないけど、体と心がふわあ~~っと軽くなって喜びにみっちみちに満たされる感覚になりました。
参道途中の橋がかかった池も、特別透き通っているわけでもないのですが(見た感じはそれなりに濁ってるしね)、ものすごく清浄で素敵なエナジー。池の両岸にはそれぞれ金毘羅さんと淡島さまが祀られていました。
境内社には松尾さんもいらっしゃいました。ちょっと寂しげでしたが。
ご神木もね〜!すごいの。
色んなご神木とか巨木見てきたけど、うおおおお神籬(※ひもろぎ:神霊が天下る木、神の依り代となる木)!!今まさに!!と思ったのはここが初めてかも。
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このご神木の裏手に月読命の碑があり、さらにその裏のお山の斜面に二股のすごい木があって、写真のご神木と一直線に並んでて…ふぉおおおお!と思いました。
それにね、本殿の真裏には、自生したんじゃないかと思われる椿の小さな木が1本生えていて、
そこに光が差している光景も神がかっててウルウルしました。
なんなのこの優しさ!繊細さ!そして満ち溢れる喜び!
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で!で!で!!!お山の磐座ですが、、
見て下さいよ~~~~~。
も~~~~~~。
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自分の体をデイダラボッチ位に巨大化させて全身で磐座にハグしに行きたい気持ちでした。
お山のすぐ隣は住宅街で、田舎とはいえ街中なのに、この清浄で満ち溢れた濃密な気は何なのでしょう(笑)
いとしすぎる…たぎるぅ…いとしぃいい。
神社も好きだけど、古代の神祀りの形式に惹かれるのよねぇえ。
巨石、巨木、神南備山はどんなイケメン見るよりキュンとする。
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(榊with土器にドキ)
それにしてもこの場所は異様なキュン具合だったので、波長がめっちゃ合うのか、ご縁のある場所なのかもしれません。
(※でも後日訪れたらまた印象が違ったので、「あの時は」もののけ姫で言うところのシシ神様が降りてきていた時間帯なのかもしれない)
いずれにせよ、前世とかがあるならば、古代でもきっと磐座萌え~とか言ってた厨二病だったんだと思う。
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後から色々調べ物していて知ったのですが、白河鹿嶋神社のご神体山は『甕(みか)の森』というそうです。『甕(みか)』というワードに、なぜかとっても引っ掛かってしまって、あれ以来「甕(みか)」という言葉がずっと頭でループしております。
「甕(みか)」は酒を醸造するのに用いた大きなかめのことらしいですが、それ以上の意味を沢山含んでいるように思います。武甕槌(たけみかづち)、天津甕星(あまつみかぼし)、三日月、、、etc
Anna