ひび割れた玻璃の上を血だらけになって歩くのが不完全な生き物の運命だというのなら。

 「この星は、」 開かないドアを打ちつけるように強く誰かが叩いた。 乾いた砂混じりの真昼の月に、すがりつくように血がにじんで、 そうして半透明のオパールのしずくが辺りに散った。 叫びは痛いぐらいに清らかだった。 […]

こんな日は鉛筆を無性に走らせたいのサ。

有象無象のこころの抽斗から音にならぬこの叫びを取り出せるのならぼくは手のひらサイズにととのえて 何か意味を与えてやりたい 昨日見た赤はただの赤ではなく 昨日聞いた青はただの青ではなかったと、そう思うのはエゴイズム?肥大し […]