金木犀の10月 深夜、清らかな無限と混沌へ還ったきみ またすぐに向こうで遊ぼう 今日の空はきみの背中にそっくりだ ぼくらはきみの背中をもっとずっと撫でていたい ゆっくりおやすみ ここからきみを撫でているから
詩
あの日悪魔に魂を売った時から
あの日悪魔に魂を売った時からあの日天使に魂を売った時からぼくはもう何も選ばないだろうと思った心臓を引きちぎられるようなかなしみはもう充分だから 穏やかな時間のなかで知らないふりをしてふわふわと、たくさんの魂とたくさんのス […]
ひび割れた玻璃の上を血だらけになって歩くのが不完全な生き物の運命だというのなら。
「この星は、」 開かないドアを打ちつけるように強く誰かが叩いた。 乾いた砂混じりの真昼の月に、すがりつくように血がにじんで、 そうして半透明のオパールのしずくが辺りに散った。 叫びは痛いぐらいに清らかだった。 […]
こんな日は鉛筆を無性に走らせたいのサ。
有象無象のこころの抽斗から音にならぬこの叫びを取り出せるのならぼくは手のひらサイズにととのえて 何か意味を与えてやりたい 昨日見た赤はただの赤ではなく 昨日聞いた青はただの青ではなかったと、そう思うのはエゴイズム?肥大し […]