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    突然の奈良たびに行ったよ。

     ひと月前の話になりますが(笑) 「GWの予定はあるのか。」とある日突然、父親に聞かれまして。「(滝沢歌舞伎以外は)ないよ。」と答えた私に、母が奈良の室生寺に行きたがっているので案内してやりなさいという謎の指令を頂き、急遽GWに奈良へ行っていました。しかも1泊2日で2日目のお昼の新幹線で帰るという…まさかの超強行軍。 折角だから、あちらで京都のお仲間にお会いできないかなと、日頃より連絡を取らせて頂いていCちゃんにお声をかけたら、室生大野口の駅にお仲間の皆様がサプライズで大集合してくださいまして、嬉しいのと吃驚したのでまじで死にました。笑 室生~初瀬を初日に皆さんとご一緒させて頂きました。みなさん、いつも本当にありがとうございます^^ 2日目は一人で二月堂と手向山八幡宮へ。数年前に奈良一人旅を決行した時、一番印象に残っていたのは室生と二月堂近辺でした。前にもブログに書いたけど、この時謎の体調不良に見舞われるというね。本当は熊野に行くはずが導かれるように奈良へ。 ご縁の場所なんでしょうね、奈良は。 興福寺脇の猿沢池には、室生と春日山との繋がりを示すような伝承が残っています。 奈良時代、采女が、一夜だけ帝からの寵愛を受けたのですが、再び召されることもなく、つらさに堪えかねて猿沢池に入水自殺をしたそうで。この地に住んでいた竜神が、釆女の入水で池が穢れたので春日山の高山(香山)に移ったところ、ここも人間が近づいてきて五月蠅いので、室生寺の竜穴に隠居したというもの。 この物語にどんなものが秘められているのでしょう。室生と春日山の繋がりをいろいろ考えてしまいました。 さてこの采女ですが、出身が安積国。現在の福島県郡山市だそうです。地元じゃーん。笑葛城王(橘諸兄)が 按察使としてやって来た時に、スカウトされたみたい。こっち側の伝承や色々を妄想すると、なんだかとっても気になります。先日、郡山の采女&葛城王関連の場所にも出向いたので、またブログにご紹介できたらいいなと思います^^ Anna