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    汝、インカローズに沐浴し、悠久の傷を癒したまえ

    皆様ご無沙汰しております。5月に入りましたがまだまだ不安な状況が続いておりますね。生活様式や働き方をがらりと変え、対応で疲れも出やすくなっていると思いますが、無理せず緩めれるときにはゆるりと参りましょう。 さてさて、記事は半分出来ていたのですがなかなか投稿できずにいたものを少しずつアップしてゆきます。 2~3月ぐらいにこんな夢を見ました。海外のヴィンテージショップをうろうろしている私。ショーケースにとても大きな<菱マンガン鉱(ロードクロサイト・インカローズ)>の標本が売っていて、そのありえない値段に興奮して(1500円だった・笑)一緒に来ていた知り合いたちに購入を勧めるんだけど、みんなあんまり興味がない様子。仕方なく別なコーナーの小さな箪笥の引き出しを開けていると、そこには天然石(ラリマー、ヒデナイト、フローライトとか。。。)やガラスのペンダントトップがたくさん入っていました。更にどんどん引き出しを開けていくと、真鍮枠に嵌った5㎝ぐらいのハート型のインカローズが。裏面に一か所凹みがあったけどこれなら使えるな、と思い購入する。…というもの。なんだか印象的で目が覚めてもはっきり覚えていました。 昨年後半の、トラサタブレス作製の折にもインカローズの夢を見たりして、ずっとインカローズが地味にアピールしてくるので、上記の夢を見たタイミングでインカローズに改めて向き合っておりました。 今回深く向き合ってみて感じたのは、孤独感とか、そういうところからくる自己否定みたいなものに、とってもよく作用してくれるなということ。ハートの傷を癒し、溢れんばかりの愛を注いでくれる。愛という言葉が苦手なら、安心感・満たされているという感覚、でも。人を羨んでしまったり、自分のできなさや、持っていないことばかりに目が行ってしまう時、なぜそんなことが心の中で起きるのかをきちんと理解し、傷を癒す作業は大切です。そして癒し満たされた時、人は自分の情熱~創造に集中できるのだろうなと思います。  そんな心の傷や欠乏に<愛>を届けてくれる、インカローズの効能ってやっぱり素晴らしいなと、そう思いまして、3月末~4月にかけて、<傷>を癒すのに特化したブレスレットも製作しておりました。今まで意外とインカローズを主役に作ったブレスやペンデュラムはあまり作ってなかったのですよ。Facebookのほうではご紹介しましたが、ブログやオンラインショップで紹介する前に売り切れてしまいまして、後からのご紹介になってしまい申し訳ありません。 その名もインカローズ絆創膏ブレス。笑(きちんとした名前を付ける前に完売してしまいました) アルゼンチン産インカローズの美しいビーズが少量手に入りまして、別途、千春兄貴の傷の治りを良くする活性化の魔法もお付けし、計5本製作させて頂きました。 絆創膏だから柔らかい感じで〜と思ってたのに、なんかゴージャスで華やかな感じになってしまったのでした。いつもそうだけど、今回は特に作らされてる感がすごかったな。製作時は神の傀儡と化しておりますです。アヤシイですけども、ええ。(笑)ルチルの隣にアンバー とか鬱陶しくない?と、場所替えようとするんですけど、そこじゃない!みたいな。自分では、ぜっえったい選ばない組み合わせ。 千春兄貴に完成した写真お見せしたところ、エジプトの女神がゴージャスな風呂場で沐浴するイメージと共に 『 悠久の傷を癒す 』 って言葉が降りてきたそうです。アムリタとか変若水のような感じで、女神のエネルギーの沁み込んだお湯に浸かってしっかり癒される感じでしょうか。なので、今生だけでなく、ながーい魂の歴史の傷を癒すのにも最高だと思います。 我ながら良きブレス作ったわ(自画自賛) そして下の画像は昨年、トラサタブレスの試作で製作した冥王星ブレスの初期案。 夢で冥王星はインカローズ(もしくはインペリアルロードナイト)!と言われて作ったんだけど、皆さんにとっての冥王星というか私にとっての冥王星がインカローズだったのかもしれないなと思い、自分用に使っておりますよ。そしてともすれば「己なぞ…」とうじうじしがちな私に、お前の<愛>はそんなもんか!とことん向き合ってトライするのだー!と突きつける楔となっております。