去年の年末、再び京都~奈良の旅に出ていました。どんだけ西が好きなの、わたし(笑)11月末に、「行かなきゃ!」と急に思い立っての旅だったのですが、今回もミラクルトラベルで(笑)ちょっとまだ半分魂があっちに行ってる感じですw 初日には、折々にお世話になっている京都のセレーナMariaさんの元を訪ねました^^今回、伏見稲荷に連れて行ってもらうことになりまして、人生初の伏見稲荷でもあったためにかなり観光気分で訪れてまいりました。 年末の伏見稲荷は人がいっぱいでした、特に外国人観光客の数といったら! 久しぶりにthe観光地に来たな~って感じでしたが、境内からご神体でもある稲荷山へ足を進めると所々に静かな空間があり、もともとはとても静謐で素晴らしい場所だったんだろうな~と。 弥彦の湯神社や茨城の御岩神社に、少し雰囲気が似ているかも。そして稲荷山は本当に広いデスネ~。皆様の案内がなければ絶対に迷っていた、、いえいえ帰ってこれなかったことでしょう。 あ、境内の人の居ない某所にて、地面に跪き、叫ぶように祝詞を上げている変わった人(マジ)がいて(祝詞というかもはや呪詛では?という感じで怖かったのですわ)一瞬ホラー映画の一場面に遭遇したのかと思って、とてつもなく怯みましたが、その祝詞シャウトおじさんの後ろに一列に並んで無言の圧をかけるMariaさんたちも剛の者だなと思いましたね。笑 前回の奈良旅での春日大社での土砂降りといい、なんかそういうのもネタの一部よね~~と、その時はするりと流したけど、稀有なものを見たなと帰宅してから思いました。 ああいうのってあるんだなと。 これは参道途中にあった長者社ご神蹟を祀る「御劒社」と剣の手水舎。かわいい♡写真撮るの忘れたけど、御劒社のお社の後ろには、雷石というおっきな磐座が注連縄でぐるぐる巻きになっていました。個人的に伏見稲荷で一番気になった場所です^^帰ってから調べてみたら、これは雷神を祀る磐座で、長者社のご祭神は鴨玉依姫なんだそう。ということはこの磐座は丹塗矢に化身して玉依姫と交わった火雷神か、二人の子供の別雷神をあらわしているのでしょうか。長者社は伏見稲荷の創建に深くかかわった秦氏の祖神を祀るお社だそうですが、ここに鴨氏の玉依姫が祀られることからも、鴨氏と秦氏の深い繋がりを改めて感じました。そもそも、伏見稲荷の祠官家大西家の家系図では、伏見稲荷の創始者・秦伊侶具(はたのいろぐ)が鴨県主久治良の子であり、松尾大社の創始者・秦都理(はたのとり)が鴨禰宜板持と兄弟であったとしているそうです。 実は今回の旅で、葛城や鴨族とのご縁を感じていたのでしたが、初日にもこうして鴨さん関係の場所を訪れていたのかと思うと感慨深いです~。 さて、伏見の語源、いろいろな説があると思いますが、伏見は=「伏し水」のことだそうで、豊かな水の土地であることがうかがえます。稲荷山では水のエナジーや、龍のエナジーを感じるところも たくさんありました。原始の稲荷山は、今とはもっと違った景色だったのかもしれませんね。 こんな立派な樹も生えていますよ~^^一般ルートを外れて、静かな森の中、心地よかったです。 山を下りて、この日の最後に大岩山麓の藤森神社へ。神功皇后が創建の由来になっている古社で、元々は伏見稲荷の地にあったそうですが、伏見稲荷勧請の際に押し出されるように現在地に移ってきたそうです。境内で白猫さんが我々をナビゲートしてくれました。落ち着いた素敵なお社でしたよ^^ 突然決めた西旅で、急なお声掛けにも関わらずお会いして頂いたMariaさん、千晶ちゃん、小山さん、本当にありがとうございました~~~~。みんなでパチリ^^ 2014年は二回も皆さんにお会いできたことに本当にうれしかったです~~~!!! 西旅は、奈良編につづきますっ